
スクリーン製版は、
により構成されます。
海野技研では印刷する素材やインクの種類などにより、使用するスクリーンや感光剤を使い分ける事で最適な印刷環境を提供させて頂きます。印刷時のロス(不良)を少なくする為、そしてより良い結果を生み出す為に、海野技研はスクリーン製版の製作段階からお客様への細やかなご提案を忘れません。
※ご使用済みの枠がございましたら、新規に枠を製作せずに再利用できる場合もございます。
印刷エリアの寸法と印刷機の仕様、要求精度、使いやすさ等を考慮して枠サイズを決定します。
一般的に多く使用されるのはアルミの角パイプを溶接して製造された枠です。
頻繁に使用されるサイズに関しては、枠の標準在庫もございますが、お客様のご要望に合わせたオーダーメイドも可能ですので、まずは海野技研へお問合せ下さい。
海野技研では、お客様のご要望に応じてご提案をさせて頂く為にも、様々なスクリーン素材を準備してお待ちしております。ご不明な点がございましら、お問合せ下さい。
スクリーンを枠にテンションを加えて接着する工程を”紗張り”と言います。
枠に対するスクリーンの向きによりノーマル張りとバイアス張りに分けられます。
バイアス張りは、スクリーンの材料が余分に必要ですので、ノーマル張りに比べて価格は若干、割高になりますが、印刷時のスクリーン糸の影響が少なくなる分、綺麗に仕上がります。
特に細線の版・モアレの発生しやすい網点の版等は、データ作成/フォトマスクフイルム作成、感光剤の塗布条件などの様々な要素を連携させて対策を施してご提案させて頂きます。
また、バイアス張りの場合は印刷精度やデザインを考慮してバイアス角度(22.5º,30º,45º等)を選定します。
露光前のスクリーン感光版です。製版/印刷条件に合わせて弊社オリジナル感光剤を塗膜装置によりコーティングいたします。
スクリーン感光版をフォトマスクフイルムと密着させ、専用のUV露光装置により露光、現像いたします。特に製版が困難な細線、厚膜、モアレの出やすい網点等はぜひお任せ下さい。
プリント基板実装用、タッチパネル製造等に使用されるドット印刷用メタルマスク版には仕様(板厚、要求精度、穴径、印刷条件等)に応じて工法を選定して製造します。 板を加工した後、スクリーンに接着します。